１０代から２０代の女性をターゲットにした、「携帯する楽しみ」を形にしたデザイン。

バッグの中の「携帯電話」「小物入れ・ポーチ」「メークアイテム」等と同列に意識されることを意図してフォルムデザインしている。

使用時に機能するコンストラクションの工夫には、�@蓋を開けてから引き出す�A開口部の距離を長くとることで、中身をつまんで取り出せる。�Bバランスの良い位置で止まるようにロックされる。

“リュイ”は通常カートンに印刷されるグラフィックデザインを外側に巻かれた防湿フィルムに施している。

その為、開口時にフィルムを外してしまうと店頭に置かれた時の印刷表現が無くなり、水玉模様のみがあらわれ、「自分だけのもの感」がうまれるが、それはこのコンストラクションデザインが、「中身を食べ終わったときには捨てられる」いわゆるパッケージデザインに留めず、自分流に使いこなしたい気持ちを感じて欲しいとの思いから生み出したものです。